大阪府堺市の畳リフォーム（表替・新調）

国産畳表と中国産畳表の見た目や根本的な違いはないですが、中国畳表の短所は、管理体制が不明という部分です。また、いぐさの収穫時期が6月下旬から7月上旬に対し約1カ月程早くなりますので表皮が柔らかく成熟が不十分な場合、表皮が剥けやすい可能性がございます。ただ、中国産畳表価格は国産畳表価格に比べ大変お安く手に入るため、殆どのお客様は中国産畳をお選びいただいております。今では工程管理の向上等が進み品質は良くなってきています。

畳の経糸（たて糸）には、マニラ麻糸、麻糸、綿糸、化織糸があります。普及品畳表と高級畳表の差はそこに表れます。また、太さが均一で色も良く、変色や傷などが少ないいぐさが良いいぐさです。そして、このようないぐさで根元と先端を除いたいぐさの真ん中の部分を多く使用した畳表は、上質なものです。つまり、一般的に長いいぐさを使ったものが美しい畳表です。品質の良い畳表になるほど、いぐさの織り込み本数は多くなりますが、織り込み本数、いぐさの品質で強度等を判断して、経糸の種類を使い分けています。中でも、マニラは、最高級品に使用されます。また、中には、配（畳の目の山なりの部分）と配がくっきりになるよう一つの目に経糸を2本使用しているものもあります。